
レッスンの流れ(大人のヴァイオリンレッスン)
1時間のレッスン時間をどのように使うかは、生徒さんの目的や進度によって多少変わりますが、おおよその流れは以下のようになります。(60分レッスンの場合)
Beginner(ビギナー)
初めて楽器を持つ方〜1stポジションの簡単な曲が弾けるまで
使用教材:新しいヴァイオリン教本1巻〜2巻前半、スズキ1〜2巻程度
この段階では、楽器の扱い方や基本的な弾き方を丁寧に身につけていきます。
・楽器の準備や扱い方の確認
(松脂の塗り方、弓の張り具合、肩当ての角度など)… 約5分
・ロングトーンなど、ボウイングの基礎練習 … 約15分
・宿題のチェック(教本の曲)… 約15分
・次の宿題の説明(曲のねらい・練習のポイント・練習方法など)… 約20分
Basic(初級)
1stポジションのやや難しい曲〜3rdポジションの簡単な曲まで
使用教材:新しいヴァイオリン教本2巻後半〜3巻、スズキ3〜5巻
該当する曲:バッハのガヴォット、リーディングやザイツ、ヴィヴァルディのコンチェルトなど
・ボウイングのチェック … 約5分
・セヴシックなど左手のテクニック練習 … 約5〜10分
・音階(音程を聴く練習)… 約10分
・宿題のチェック(教本の曲)… 約20分
・次の宿題の注意点、練習方法の説明 … 約15〜20分
Intermediate(中級)
3rdポジションの速い曲〜5thポジション、簡単な重音が出てくる曲まで
使用教材:新しいヴァイオリン教本4〜5巻、スズキ6〜8巻
該当する曲:バッハのコンチェルト、ヘンデルやエクレスのソナタなど
・ボウイングのチェック … 約5分
・セヴシックまたはシュラディーク … 約5分
・音階(3rdポジション以上)… 約10分
・カイザーなどのエチュード(抜粋)… 約10分
・宿題の曲のチェック(教本の曲、または生徒さんが選んだ曲)… 約20分
・次の宿題の注意事項、練習方法の説明 … 約10分
※大人の生徒さんの場合、エチュードは各曲の重要な数小節(4〜16小節ほど)のみ課題としています。
※教本以外の曲にも挑戦するなど、曲数が増える場合は90分レッスンをお勧めいたします。
Advanced(上級)
使用教材:新しいヴァイオリン教本6巻以上、スズキ9巻以上
該当する曲:モーツァルトのコンチェルト、ヴィタリのシャコンヌなど
・セヴシックまたはシュラディーク … 約5分
・音階(3オクターヴ、重音など)… 約10分
・クロイツェル、ローデなどのエチュード(抜粋)… 約10分
・バッハの無伴奏ソナタ又はパルティータ(抜粋)…約5分
・宿題の曲のチェック … 約20分
・次の宿題の注意事項、練習方法の説明 … 約10分
※大人の生徒さんの場合、エチュードは各曲の重要な数小節(4〜16小節ほど)のみ、バッハも数小節ずつ小分けにして課題としています。
※曲数が多い方、コンクールに挑戦される方は、90分以上のレッスンをお勧めいたします。
※「大人から始めてもヴァイオリンは上達する?」などの疑問にこちらのコラムで答えています!
レッスンの長さ・頻度
レッスンの長さや頻度は、生徒さんのご都合や練習時間、目標によって最適な形が異なります。
ここでは一つの目安として、無理なく上達していくためのレッスン時間と頻度の例をご紹介します。
実際には、生徒さんの進度や生活スタイルに合わせて柔軟に調整しています。(体験レッスンの際にご相談ください。)
ビギナー〜初級
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毎日30分以上練習でき、早く上達したい方→ 毎週1回(60分)
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平日は忙しく、週末にまとめて練習する方→ 月2回(60分)
基礎を身につける段階では、レッスンで習った内容を自宅で繰り返し練習することがとても重要です。
そのため、レッスンの頻度はご自身の練習時間に合わせて調整していきます。
中級〜上級
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ある程度自分で練習を進められる方→ 月2回(60分)
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譜読みが苦手で、レッスンでのサポートが必要な方→ 毎週1回(60分)
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練習している曲が多い方、コンクール等出られる方→毎週1回(60分)
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仕上がった曲のアドバイスを中心に受けたい方→ 月1回(90〜120分)
この段階になると、生徒さんによってレッスンの使い方が大きく変わってきます。
技術的な課題を細かく見ていく場合もあれば、曲の解釈や表現についてじっくり取り組むレッスンになることもあります。
大人のヴァイオリンレッスン全般についてはこちらのページでご確認ください。
